当院の特徴
特徴1
大人の方は、平日予約不要で対応が可能です。
15歳以下の方は予約制となります。小児ワクチン外来で平日と土曜午前に受けられます。
特徴2
お子様は小児科医が診察を行います。
特徴3
渡航医学に精通した医師が対応いたします。
特徴4
国産ワクチンを数多く取り揃えております。
トラベルクリニックで行うこと

- 渡航全般の健康管理や注意点のご説明
- 感染症の対策や予防を指導
- 時差や気候の変化における病気の対策や予防を指導
- 飛行機の機内での病気の対策や予防を指導
- マラリア、旅行者下痢、時差ボケなど各種予防薬を事前に処方
- 現地医療機関の情報を提供
など
取扱いワクチン
ワクチン名 | 商品名 | 接種量 | 接種年齢 | 基礎免疫の接種回数 | 金額(税込) |
---|---|---|---|---|---|
A型肝炎 | エイムゲン | 0.5ml | 1歳~ | 3回 | 9,000円 |
B型肝炎 | ヘプタバックス0.5ml | 0.5ml | 10歳~ | 3回 | 7,700円 |
B型肝炎 | ヘプタバックス0.25ml | 0.25ml | ~9歳 | 3回 | 7,700円 |
B型肝炎 | ビームゲン0.5ml | 0.5ml | 10歳~ | 3回 | 7,700円 |
B型肝炎 | ビームゲン0.25ml | 0.25ml | ~9歳 | 3回 | 7,700円 |
狂犬病 ※1 | ラビピュール | 1.0ml | 全年齢 | 3回 | 18,000円 |
日本脳炎 | ジェービック | 0.5ml | 3歳~ | 3回 | 9,000円 |
日本脳炎 | ジェービック | 0.25ml | 6ヶ月~2歳 | 3回 | 9,000円 |
破傷風トキソイド | 破傷風トキソイド | 0.5ml | 全年齢 | 3回または1回 | 4,000円 |
破傷風ジフテリア2種混合 | DT | 0.1ml | 11歳~12歳(標準) | 1回 | 4,400円 |
破傷風ジフテリア百日咳3種混合 | DPT | 0.5ml | 3ヶ月~15歳 | 随時 | 4,400円 |
破傷風ジフテリア百日咳ポリオ4種混合 | DPT-IPV | 0.5ml | 3ヶ月~15歳 | 随時 | 11,000円 |
おたふくかぜ | ムンプス | 0.5ml | 1歳~ | 随時 | 6,600円 |
水痘 ※1 | 水痘 | 0.5ml | 1歳~ | 随時 | 8,800円 |
帯状疱疹 | 水痘ワクチン使用 | 1回 | 8,800円 | ||
帯状疱疹 | シングリックス | 2回 | 23,000円 | ||
麻疹風疹 | 麻疹風疹 MR | 0.5ml | 1歳~ | 随時 | 11,000円 |
子宮頸がん | ガーダシル | 0.5ml | 9歳~ | 3回 | 18,000円 |
インフルエンザ | インフルエンザ | 0.25ml | 6ヶ月~2歳 | 2回 | 3,000円 |
インフルエンザ | インフルエンザ | 0.5ml | 2歳~12歳まで | 2回 | 3,500円 |
インフルエンザ | インフルエンザ | 0.5ml | 13歳以上 | 1回 | 4,500円 |
インフルエンザ(輸入) | 点鼻インフルエンザワクチン | 0.5ml | 2歳~49歳 11月以降から |
1回 | 8,000円 |
Hib | ヒブワクチン | 8,400円 | |||
小児肺炎球菌 ※2 | プレベナー13 | 0.5ml | 2ヶ月~5歳 | 随時 | 11,000円 |
肺炎球菌 | ニューモバックス | 0.5ml | 2ヶ月~ | 随時 | 8,400円 |
髄膜炎菌 ※1 | メナクトラ | 0.5ml | 2歳~ | 1回 | 26,400円 |
不活化ポリオ | イモバックスポリオ | 0.5ml | 3ヶ月~ | 9,000円 | |
BCG | BCGワクチン | 7,000円 | |||
ロタ | ロタテック(5価) | 10,420円 |
※1…狂犬病ワクチン、髄膜炎菌ワクチン、帯状疱疹ワクチンをご希望の方は事前にご予約をお願い致します。
※2…肺炎高リスクの方は、ニューモバックスに加えて、プレベナーの接種を行うことが可能です。
海外渡航する際には、厚生労働省の提供しているホームページ「FORTH厚生労働省検疫所」が参考になります(海外における最新の感染症情報が網羅されています)。
内服薬
処方薬 | 商品名 | 内服時期 | 金額(税込) |
---|---|---|---|
抗マラリア薬 | マラロン | 出発2日前から帰国後1週間 | 800円 |
高山病 | ダイアモックス | 出発1,2日前から | 330円 |
マラリアの予防・内服について

マラリアは、季節や天候によって流行する地域は変わりますが主に熱帯から温帯地域にかけて広く分布しています。この地域に向かわれる場合は、事前に最新情報を入手しておくことをお勧めしています。
マラリアは、寄生虫のマラリア原虫による感染症です。マラリア患者の血をハマダラカが吸って、蚊の中でマラリア原虫が増殖したまま、他の人の血を吸うことによって、マラリア原虫が体内に入り感染してしまいます。マラリア原虫は、血液中の赤血球に寄生して、赤血球を破壊し発熱や貧血などの症状を引き起こします。
マラリアは原虫の種類によって、熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵形マラリア、四日熱マラリアの4種類に分類されます。その中でも、特に熱帯熱マラリアは重症化しやすいため、注意が必要です。
取り扱い予防薬
マラロン(Malaron;国内承認薬)
マラロンは、世界でも広く使用されている抗マラリア薬です。副反応が極めて少ないので、精神神経疾患やうつ状態の方、不整脈などがある方も安心して服用ができます。
渡航先に到着する1~2日前から服用を開始します。滞在中も毎日1錠内服を継続します。
マラリアの流行地域を離れても、1週間は内服を続けてください。
毎日、継続して服用が必要なのでコスト面で負担がありますが、短期滞在の場合はマラロンの服用をお勧めしています。
タイ、カンボジア、ミャンマーなどの一部熱帯アジア地域は、抗マラリア薬のメファキンに耐性があるマラリアが存在しているので、このような地域へ向かわれる方はマラロンの服用が必要となります。
摂取方法
40㎏以下の小児は、小児用を使用します。
1か月の滞在で、およそ38~39錠が必要となります。
渡航前1~2日前から服用を開始。
滞在中(30日間滞在の場合)で30錠、帰国後7日間で7錠の内服を継続。
メファキン(Mephaquin;国産)
マラリア流行地域に到着する日の1週間前に服用します。滞在期間中も毎週1回の服用を続けます。週1回の服用で済むためコスト面で負担が少ないですが、マラロンと比べるとうつ症状、不眠、頭痛、倦怠感といった副作用が多くみられます。
副作用によって服用を中断してしまうと、効果が弱くなってしまう恐れがあります。
また、不整脈をお持ちの方は服用ができません。
タイ、カンボジア、ミャンマーの一部地域ではメファキンの耐性を持つマラリアがいるため使用ができません。
摂取方法
渡航の1週間前に1錠服用します。滞在期間中は一週間に1回1錠の服用を続けます。帰国後は、4週間にわたり週に1回1錠を継続して服用して頂きます。
ビブラマイシン(Vibramycin;国産)
摂取方法
渡航の1週間前から1日1錠、服用を始めます。滞在期間中も毎日1回1錠の服用を継続します。帰国後は4週間にわたり1日1回1錠の服用を続けます。